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携帯会社(キャリア)が、光回線の販売を開始する..という『噂』 [弱電玩具]
トピックスと言えるか、あまり自信は無いが...、
(早ければ)来春、携帯会社が『光(固定)電話回線』の販売を開始する・・らしい。
既に、auはKDDIグループの強みを生かし、『お得ちゃん』とかいうパック(値引き)販売というか..、キャンペーンを展開している。
もう一つ、NTTから完全に分離独立している『eo光』と『KDDI』の、光ファイバー提携も加わって、auは『回線販売』に片足を突っ込んだ状態である。
しかし、固定回線との値引きを、堂々とやっているキャリアは、今の所無い。 と、いうのが現状である。
政府・総務省の打ち出した『SIMフリー』の方針を引き受ける代わりに、固定回線の『光』を自由化する..という、ギブ・アンド・テイク的な施策。
何処か、納得できると思う。
SIMフリーは、携帯会社にとって、相当な『痛手』。それを補うのは、固定回線収入(所謂『(固定)電話料金収入』)を、携帯会社に落とせば、企業の業績は上がる。
NTTは、既に全国に展開した『光ファイバー』を、携帯会社や他の通信会社に『貸出し』するだけ。それと、引き込みの工事管理だけ。
中間の『ユーザーへの回線営業』は、従来の『NTTテレポケット(代理店)』任せにしていた。
その『NTTテレポケット』の営業展開も、限界が見えて来た・・と言われ始めている。(事実、回線営業会社は、すごい勢いで消えている)
そこで、目を付けたのが『携帯電話会社』との提携。
しかし、『提携』だけでは、『独禁法』に引っかかる(可能性が大きい)。
・・ならば、『携帯会社』が『回線営業』を担えば、自社の商品パック、或いはキャンペーンで、顧客の囲い込みが出来る!・・・という寸法である。
ところが、どうだ! わたしとした事が、...。
ほんの数日前(この情報が入る前)に、NTT光の『すっと・ずっと割』とかいう、一年に月額100円程度安くなるプランに申し込んでしまった。
これでは、固定回線をdocomoが販売開始しても、同じNTTグループで有りながら、携帯電話もひかり電話も、パック特約(値引き)に組み替えられない・・・ようにしてしまった。
この情報が、もう少し早ければ...『月額100円』程度の“得”に目がくらまなかっただろうに、、、。
どおりで、この『ずっとずっと割』が展開したのが、1~2か月前。その前は、『すっと割』という、あまり得にならないプランしか無かったはすだ!
気が付くのが遅かった。
今、キャリア3社は、顧客の囲い込みより、顧客単価を上げる方向に触手を伸ばしている。
パケットの月当たりの限度(速度補償限度)を、2Gを最低にしていたものを、5G標準にしたり..。
2Gなら、月内に追加出来ないプランを、5G以上なら追加自由にしたり...。
とにかく、パケットの(速度補償)上限を、「上げろ」と言わんばかりのプラン構成である。
「しゃべりっち」や「しゃべり放題」という、音声電話『かけ放題』も、どこかで『制限』を設けて、『制限なし』という上級プランを勧める=顧客単価を上げる事に、必死である。
そこへ持って来て、『固定電話収入』を(馬の前のニンジンのように)ぶら下げられると、『SIMフリー』という”障害”など、「何のその・・」なのである。
こう言った面でも、この『携帯会社の“光回線”販売』の噂は、かなりの“信憑性”が有る。
さて、皆さんは、『携帯会社』が売り出す『光電話』を、契約しますか?契約しませんか?
今の所、どんなメリット(金額的な得)が有るのか?。まだ分からないのだが...。
もし、これが本当に『美味しい話』なら、一度乗ってみても良いかも..。
・・が、忘れていけないのは、徳島の山間部であった『IP電話不通事件』。
ひかり電話も、接続器(ターミナル)で音声信号(アナログ信号)を光信号に変換する為に、電力が必要な事。
・・これを、忘れてはいけない訳で..。
都市部であろうと、山間部であろうと、電気が無ければ『光通信網』は、シャットダウンしてしまう。
これが、旧メタル回線なら、通信回線からの電気信号のみで、通話は出来る..という事実。
わたしは、これが「安定してきた!」と、代理店営業が言うから...光に変えたのであるが・・。
やはり、実際には『不通』になる事件が起きた訳で・・・。
本当に、最新技術の危険度は、現実味が無いとも思う。
進歩とうまく付き合わないと、最終的には『情報化社会』から孤立してしまう..という、逆説的教訓を孕みながら、
通信事業は、新たな時代・局面を迎えようとしているのである。