記事の中でリンク掲載しております≪共有動画≫が、表示されないケースが多発しています。 詳細は12/05の記事にて報告させて頂いています。
『Twitterお気に入り』は、トップ画面(ブログトップ)のみの表示です。
午後1時から4時にかけて『全国一斉タイムセール』が始まるよー。【効果は有っても、根本的問題は・・】 [情報収集]
夏の日本国政府が打出す、史上初の『節電キャンペーン』。
一つは、毎日午後1時から4時にスーパーマーケットなどで、『タイムセールを行う』という、外出期待のもの。
後一つは、『節電協力した家庭に、家電製品が(抽選で)当たる』というもの(らしい)。
何となく、浅い感じのキャンペーンではあるが、それなりに『人の欲』をくすぐるものが有る。
・・が、しかし、政府が民間企業の協力を得て、繰り広げるキャンペーンとしては、公平性と現実味が無い感も拭いきれない。
まず、全国のスーパーや量販店が、真夏日すべての期間、『タイムセール』が出来るのか?・・という問題。
タイムセールは、デイリー食品や、数週間前、数ヶ月前仕入れから準備されたもの。それを・・、
政府の「やってくださいよぉ~」という号令(?)、お願いで出来るものなのだろうか?
食品部門は対応できても、雑貨部門は在庫調整の時期と重なって、なかなかに難問である・・と思う。
食材・食品を加えた、日常必需品にしか効果が無いのでは、それほどメリットがあるとは思えない。・・酷暑の中の『外出』が目的だから...。
外出がままならない、尚且つ熱中症にかかりやすい高齢者は、どうすれば『外出』出来るのか?(また、高齢者は、“置いてけ掘り”かよ?!)
一方の、『節電家庭に抽選で・・』に関しては、どんな応募方法を取るのか? (エントリー方法が分からないと、絵に描いた餠だ)
応募できるのも、一部の人だけ。その内の当選者だけが“得”をするのなら、これまた不公平極まりない。
これこそ、石原大臣が口走って、後に陳謝・訂正した、「・・最後は、金目でしょ!」ではないだろうか?
どうして、『我が国は、資源貧困・エネルギー輸入国である。故に、原発を少しでも動かして、エネルギー破たんを先伸ばしにしよう!』と言えないのだろう?
『(安全)神話』が崩れさり、政府自民党の信頼も、グラグラなりつつある今、まるで芸人のネタのような『政府キャンペーン』を打ち出しただけでは、そう簡単に『株が上がる』ものでは無い。
この打ち上げた『小型試験ロケット』。この先、何処に着地させるつもりなんでしょうかねぇ???