ZARD『フォトグラフ』【推し歌＃６０】♪ふぉとぐらーふ、あしたがみえなくてーもぉ

ほら　君が愛しい

♪ フォトグラフ
作詞；坂井泉水 作曲・編曲：徳永暁人
8thアルバム『永遠』 リリース：1999.2.17

気づかない程　若くないし
　理解できない程　純真でもない天使たち

フォトグラフ　明日が見えなくても
　ほら　君が揺れてる

言葉はいらなかった　「愛してる」のサインだけで
フォトグラフ　砂に足跡つけて
　ほら　君が笑ってる

ほら　君が愛しい

　わたしにだって．．．、
　この、わたしにだって家族や友達に見せられない、或る女性の写真を持っています。

　たった一枚、最後に撮った写真。会社の階段で、こちらを向いて微笑んでいる、彼女の写真。

　もし、健在なら41歳。しかし、写真の中の彼女は、23歳のまま、微笑み続けています。

　この写真を撮ってからすぐ、連絡も出来ない、もちろん会うことすら出来なくなったのです。

　今でも、23歳のままだし、笑顔も覚えている声も．．．。実物は、どのように歳を重ねようと、写真のまんまの彼女しか、わたしの中に無くて．．．。

　おそらく、彼女の中にも、30代の私しか残ってないでしょう。

　ま、そんなもんですゎ。

　そんな気持ちを歌った、『フォトグラフ』の歌詞には、相手に未練は心の中だけ。もし、現実に会ったなら．．．、そこには『失望』しか無いのかもしれません。

　この微妙な気持ち、わかって頂けるでしょうかねぇ？

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