中華タブレットに、餌を与えるぞ！：Li-ion充電池の調教方法【ACアダプター考】

　リチウム・イオン充電池（以後、Li-ion充電池と表記します）の話しの続きです。（鼻炎薬で、少々胃の調子が悪いのですが、それは別の話ですので）

　先一昨日まで、中華タブレットの充電は、付属の mini-USB接続コード でやっておりました。

　先の記事で紹介したアプリの『バッテリーモニターウィジェット』には、USBからの充電とACアダプターからの充電が、別にモニターできるようになっています。　そのデーターも充電が始まってから、設定した時間（分数間隔）で個別に分析し、充電終了時間の推定もしてくれるという、無料のアプリにしては高機能のものです。

　だからと言うわけではありませんが、USBからサイクル充電（20％以下から100％のフル充電）をすると、12時間くらい掛かってしまいます。（もちろん、タスク終了アプリで、システム起動上最低限のプログラム数にして）

　「ACアダプターを使うと、Li-ion充電池の寿命が短くなる。」と言う方もいらっしゃいますが、調整されたタブレット指定出力の物なら、さほど影響は無いようです。（このデーターも、バッテリーモニターウィジェットで確認できます。）

　なるほど、画面を起動したまま 充電終了予測時間 を見ていると、6～7時間ですが、スリープ状態で充電すると、起動プログラムの消費電力が、画面のバックライト消費電力の２～3割程度ですので、30分後に終了時間を見ると、予定時間が２／3（４時間台）になっています。

　ハッキリ言って、瀕死のLi-ion充電池を、ここまで回復してくれた『ルート化カスタム・ファームウェア』と、キャリブレーション機能がド素人の私にも出来る『バッテリーモニターウィジェット』のおかげだと思っています。

　『バッテリーモニターウィジェット』の有料版（３００円弱だったと思います）も、もっと詳細な設定や、自動でバッテリーの寿命を確認してくれるらしいので、近々購入しようかな？と思っています。

　アプリの威力もさることながら、ACアダプターの充電も安定していて、AC入力が１００～２４０Vで、最大出力が２A（２０００mA）です。

　蛇足ですが、ここでも『電気に弱い私』でも、理解できた話をしますと．．．。　この場合の２０００mAの電流値が、タブレットに入るのではなく、日本の家庭用電源１００V（関西の実効値１０５V、関東の実効値１００V）の入力で、公称DC（直流整流電気）５V（実際には、5.2～5.4V）の１A（1050mA）が出るということです。（入力が、２００V以上で２Aということですね）

　太陽光発電で、電圧とか電流値とか、電力量だとか...、色々調べた甲斐が有ったと思っています。

　ACアダプターも、国内で流通している物は、殆どが中国産ですので、接続径（内径、外径有り）がピッタリくるもので、汎用のアダプターを購入されるより、そのタブレット・メーカー指定の物を購入された方が、無難かと思います。

　ACアダプターで、安定した電源を使った方が、PCのUSBやi-Pad用のUSB出力電源を流用するより、早くて安定していますし、スリープ状態でもアプリ監視下での充電ですので、過充電の恐れも有りません。

　是非、指定ACアダプターを購入される事を、お勧めします。（付属のアダプターでも、結構です。）

　ちなみに、以前は　サ〇ワ・サプ〇イのi-Pod,i-Phone用の『USB出力ACアダプター』で、半導体コンバーターで軽量・小型ですが、安定化回路（レギュレーター）がしっかりしていないのも有ってか、定格出力５V－500mAでした。これでは、12時間かかる筈です。

　ただ、ACアダプターの価格は、汎用USB出力アダプターよりも、はるかに安く1,000円以下で手に入ります。　だからでしょうか、最近の低価格中華タブレットのは、別売タイプのものが増えて来ているような気がします。

　たかが、AC電源アダプターの事ですが、電気・電源の取り扱い一つで、電子玩具のスタミナ源とも言える『Li-ion充電池』の寿命や、玩具そのものの劣化を左右しますので、是非ともお心遣いをお願いいたします。

　尚、電源に関する内容で、『中華タブレット』表記を、『携帯電話』や『スマホ』、その他のLi-ion充電池を使っている器具に置き換えて、読んで頂ければ、有用だと思いますので、併せて宜しくお願いいたします。

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